器、日用道具と喫茶室

京都市下京区燈籠町589-1

徒然/いまにき
近況報告は、instagram KITONE_KYOTO


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梅雨の季節
梅雨入りして、しばらくは全く雨が降らずでしたが、ここ最近は台風がきたりして雨の日が増えてきました。
皆さんは雨の日は何をして過ごしていますか?

わたしはと申しますと、
雨の日はお客様が少ないので、五月半ばからやっている「かき氷」のシロップづくりをしたり、9月の二人展の展示に向けて作家業の縫い物をしたり(東京のお店の催しにでます)、内職に励んでおります。



マガジンハウスananの小旅行特集で、かき氷を紹介していただいています。
木と根 のかき氷は、季節の果物を使った自家製のシロップを4種類ほどかけてあります。
果物は時期によって変わります。
温かい朝宮焙じ茶付きです!是非一度ご賞味頂きたい夏季限定の冷たいデザートです。

今年から、昭和初期にお蕎麦屋さんで使われていた大きな鉄のかき氷機を譲り受け、
そちらで氷をかいているのでカンナで削ったようなフワフワな氷になっています!
八月の九日〜十一日まで、出張かき氷屋として、元スタッフの西やん夫婦が先日オープンした花屋「みたて」でイベントも致します。こちらも皆さん来て下さい!(その間、勿論「木と根」は休まず営業していますので、お店にもいらして下さいね)






「日曜日のごちそう(Le repas de dimanche)」の新しい初夏のデザートが
届きました。こちら、この梅雨時期にしか出回らない青梅を使ったさっぱり
美味しいデザートです。
上は青梅のシロップと果肉の入ったジュレ(柔らかいゼリー)、
下は青梅を使った水羊羹の二層になっています。
はじめてな美味しさで、一口頬張ると清々しい梅の香りが広がり、
爽やかな風が吹き抜けます!是非とも一度ご賞味頂きたい。
すぐに完売するので、店頭冷蔵庫にあった時はラッキーです。

あと数回は納品が可能なようですので、私達もあと何回かは食べれるなーと
楽しみです。
(因みに、只今完売中です)



子供さんにはちょっと大人過ぎるお味ですが、大人はたまりません。
青梅の酸味が美味しくて、何個でも食べれます!







話しはガラリと変わりますが・・・
先日、徳島より若い職人が作る手作りの「お櫃」が届きました。
こちらは一つ一つ細部の処理までこだわって作られ、目に見えない部分の接着糊も
昔ながらの米粒をすり潰したものを使っており、お修理の際などに一枚一枚の木が
剥がせるようになっているそうです。
また生きた木を使っている為、ヤニが出ており(人体には無害)抗菌の作用に優れて
いるのだそう。




銅のたがねの物は溶接部も丸く削られ、蓋の部位も渕に横板の頭が見えず組み合わせて
隠してあります。
蓋を開けると、本体の上部が丸く処理され、蓋の開け閉めにも優しいつくりです。
一人の職人が作っているため大量生産はできませんが、永く使って頂けるようにと
修理のできるお櫃になっています。





※最近、iPhoneのアプリ Instagram を始めました。「KITONE_KYOTO」です。
こちらのほうに旬なお知らせや、いろいろな情報を載せております。
blogの掲載よりも、簡単にすばやく情報を流せるのでこちらに切り替えつつありますので、宜しければチェックしてみて下さい。
因みにTwitterもはじめましたが、こちらはインスタグラムとシェアしているので殆ど同じ内容です。



六月、梅
五月がとってもとーっても忙しく、もう終わってしまいました。

初夏六月です。
皆さん。お変わりありませんか?





毎年、自宅の裏庭に義父が植えてくれている梅の実で「梅シロップ」を作っています。
去年は実母の病気で梅どころでは無かったのですが、今年はつくりましたよ。
母の死から、もうすぐ丸一年です。

もう一年・・・
私はよく、お風呂の浴槽に浸かっている時に 母の生きてきた年月を、
母に出会った頃、今から約30年前の出来事を思い出したりします。

私の母は養母でしたので、普通の母と娘という間柄とは少し違うと思います。
母親という感覚よりも、同性の先輩、目上の女友達として慕っていました。
彼女が居なければ私は好き勝手に生きてはこれなかったと思うので、とても感謝をしています。

母は、我が家にきて幸せを感じていたのだろうか?と
湯に浸かりながらなんとも落ち着かない気持ちになったりします。





母の死後に実家の台所で器や道具の幾つかを貰ってきました。
その中に使われていない木屋の木べらがありました。
結婚してまもなくの頃、人から貰った商品券で百貨店のキッチン売り場に行き、木屋の寿司桶に一目惚れして即購入しました。サイズは悩みましたがね。

母と私では、好きな俳優も好きな食べ物も好きなファッションも全く違っておりましたが、どうやら日用道具に関しては好みが似ていたようで、欲しかった染め付けの小皿や、いいなあと思う急須、白磁のボウル、布巾などもあり嬉しい気持ちになりました。

京都で道具といえば錦の「有次」だと思うのですが、母から受け継いだ包丁は四条寺町近くにあった「常信」のもの。私は「互福」と彫られたそこの刃物道具が好きで、洋裁の裁断はさみも常信のもの。それは祖母から受け継いだものなのです。
(今はそのお店はありません)
あまり共通の好みが無かった私と母ですが、道具に関しては同じ目で選んでいたのかなと、ふふふと思います。


これから先、木屋 の焼き印を見る度に母のことを思いそうです。







えびす神社へ



京都のえびす神社へ初めてお参りに行きました。
大阪の天神橋のえびすさんへは、天満橋や北浜に勤めていた時に何度か先輩達とお参り
に行った事があったのですが、実は京都はどこにあるのかも知らなかったんです。

先日、スタッフ達とお昼ご飯を食べに行ったお店「コリス」の近くにあると教えて貰い
帰り際に皆でお参りすることに。
「商売繁盛、お願いします」




出口の手前にあるこちら。
お賽銭を入れて、木の板をドンドン叩くそうです。
面白い!

私もドンドン。
中をのぞくと、こちらにはちょっとハイテンションな
恵比寿さんがいらっしゃいました。

片手を掲げて「やっほ〜」って感じの
恵比寿さん。





帰り道、路地裏のあるお店の軒先に小振りな「杉玉」を発見。
小さいのも可愛いなあ。
お酒やさんではありませんでしたが、目出度い雰囲気がしますから、
来年「みたて」西やんにこのくらいの杉玉を作ってもらおうと思います。




細田漆工所のお弁当箱、お盆、(重箱は完売しちゃいました)いろいろ届いています。

小さいものも。

おやつを入れてお出しすると、いつもと違って素敵に見えると思いませんか?
お皿とはまた違う感じです。



二月は、陶芸家の石川若彦さんの作品展を催します。
益子の作家さんなので、関東より西では個展が初めてなんですって!
勿論、木と根 も初です。
若さんも二日間在店して下さいます。
会ってみたかったわーという方、是非いらして下さいね。



公現祭
昨日、1月6日はフランスの公現祭(エピファニー)の日。
といっても私にとっては単に「ガレット・デ・ロワ」
galette des rois を食べる日という事だけなんですが。



今年もお向かいの「ロトス洋菓子店」さんよりガレットデロワを頂きました。
嬉し!!



とても美しい。そして、ロトスさんは本当にパイ生地がおいしいのですよー!
今年のフェーヴはなんだろな?
去年は陶の王冠だったと・・・。




閉店後、スタッフ達と一緒にいただきました!
ロトスさん有り難うございました。サックサクのパイ、おいしかったなあ〜
皆さんも召し上がられましたか?


一緒に写っている「ゴンチャロフ」のフルーツゼリー。
こちらも頂き物。「おねえさん」どうも有り難うございました!






東京、静岡へ
先月、東京と静岡へ出掛けておりました。
東京へは、手紙社主宰のイベント「東京蚤の市」でワークショップをさせて頂いたのと、これからお取り扱いをさせて頂くことになった手紡ぎ手織りをされている 伊東ひろみさん にお会いすること、井山三希子さんと次の個展の打ち合わせをすること、ちょうど都内の個展で在店されている渡邉浩幸さんところへ顔を出すこと・・・などを目的としつつ、長らく東京へ出掛けていないなあー・・・という事で。





これまでに何度もチャンスはあったものの、一度たりともちゃんとした富士山を見れたことの無かった私。富士運が無いと言われつづけたのですが、この度ようやく富士山を見る事ができましたー!!!
やったー

富士山って、やっぱり日本一の山なんだわー・・・しみじみ。
嬉しかったでした。


そして、まずは静岡へ。
前回も伺った漆のお弁当箱を作っておられる 細田豊さんの作業場に伺いました。実は、この前持ち帰らせて頂いたお品が残り一つとなってしまい、お問い合わせも頂いておりましたので、仕入れを兼ねて伺ったのです。




丸いお弁当箱をと希望されるお客様が多かったもので、今回は丸い形をメインに買い付けようと思っていたのですが、残念ながら丸いのがあまり無かったのです・・・。
でも、小判型もやっぱり定番で人気ですしね。
今回は小判型を中心に仕入れをさせて頂きました!



前回の倍近い数を買って参りました。
丸いのも注文させて頂いたので・・・いつになるかはわかりませんが、出来次第届くと思いますのでお楽しみに!







細田さんの漆お弁当箱は、通販もさせて頂いております。

お気軽にお店へお電話下さいませ。075-352-2428


静岡を出て、東京へ。ホテルに到着したのは夜でしたので、夕食は駅ビルの中でささっと済ませました。
翌日は「はじめまして」の 伊東ひろみさんとお会いしました。
レトロ喫茶店「ルノアール」にて。



伊東さんとの出会いは、私が7年?8年?くらい前に、マフラーを買い求めたことがはじまりです。
のんびりペースの店ではありますが、これから末永くお付き合いができると嬉しいなあと思っています。
個人的に伊東さんのマフラーをずっと愛用していて、とても好きな作り手さんなので、是非みなさんにも実際に手にとり、巻いて頂いて調度品として冬の寒い毎日にお使い頂けたらいいなあと思います。
まだ、納品はされておりませんが、出来上がり次第お送り頂ける事になっていますので、お店に入荷しましたらご案内をさせて頂きます。お楽しみにお待ち下さい!!


この日はあいにくの雨が降ったり止んだり。

お次は、坂田さんの展示を見に「松濤美術館」へ。











 






四歳の息子をつれての美術館は、なかなか難しいものがございます。
わかってはいるものの、見たいものは見たいのです。
美術館の方が、ひやひやと「大丈夫でしょうか?」と心配して声を掛けられるのを申し訳なく思いつつ、主人と交互にパパパっと拝見させて頂きました。






ゆっくり、じっくり見たかったなあ・・・。




そうこうしているうちに、昼時も過ぎまして、子連れでも平気だと聞いていた吉祥寺のローズベーカリーへ。



ランチタイムは終わっていたので、普通のメニューから私はキッシュプレート、息子はパンケーキプレート、主人はベジタブルプレートだったかな?

待っている間に、「お絵描きするー」とマイペースな息子は、ボールペンで電車を描き出しました。
おっきな紙をみて、うずうずしたのでしょうねえ。




ここで、お友達と偶然会ってびっくり!!なんだか会えそうな気がしていたのですが、別の場所でだと思っていたのでローズベーカリーで会うとは。とっても嬉しい偶然でしたー。
会うはずだと思っていた場所では会えなかったのが残念でしたけどね。また、どっかで偶然会えたらいいねえ!

食べ終わって暫く吉祥寺の駅前をフラフラしていたら、井山さんと待ち合わせの時間になりました。




家族揃って井山さん大好き!
息子も毎度プレゼントを貰って申し訳ない・・・。すいません。
お姉ちゃんのように勝手に慕っているので、いろいろな個人的な相談もしてしまいます。
聞きたくないかも・・・ですが、優しい井山さんはちゃんと聞いてアドバイスを的確に下さる頼もしい方です。
この日も、打ち合わせは結局せずにいろんな場所を案内して下さって、お忙しいのに半日遊んで下さった。有り難い。

夕方に、渡邊浩幸さんの木工展を見に一緒に伺ったりもして、充実した一日でした!

つづく・・・


椿野さんのカレンダー
今年ももうそんな時期になったんだなあー・・・。
椿野恵里子さんのカレンダーが届くと、毎度そう思うのです。

去年に引き続き、今回もカレンダーは一種類です。


2012年のカレンダーは、いずれのお店でもすぐに完売してしまったようで、もちろん木と根でも早々に完売してしまい、欲しかったお客様全員に行き渡らなかったのですが、今年は皆さん買い逃さないで下さいね!!
お早めにお買い求め下さいませ。
通販をご希望の場合は、お店へお電話下さい。075-352-2428






先日の企画展「伊藤聡信 陶展」の展示風景をご紹介。




小さい子用の飯碗もあったので、小さいお子さんがお母さんと選びに来てくれる親子さんが何組かいらっしゃって、そんな様子を見ている私達もほんわか。



招き猫が招いてくれたお陰で大盛況!!沢山の方々の元へいろんな器が手渡ってゆきました!







人気はやっぱり色絵ものですが、実は私のおすすめは無地や印判ものなんですよ!
といいつつ、今回私は色絵ものを沢山購入させて頂きましたけどね。
そしてずっと欲しくて、でもとても人気なので買うのを諦め見送ってきた「印判長方皿」を今回ようやく手に入れました!
買えなかった方々、すいません・・・。注文しておりますのでしばしお待ちを。
三回も見送ったので今回はどうしても欲しかったのです。ごめんなさい!





逗子在住の料理家 中川たまさんの美味しいものも届きました。
伊藤さんの器に合うような、季節のおかずや保存食をとお願いしていたのです。
たまさんの手作りものは美味しいのは勿論、体に優しく、素材の組み合わせがびっくり!なことが多いので勉強になります。今回も、「味噌キャラメル」なるものが入っていてスタッフも私も驚きました。
珍しいので、自分用とお土産にもと買って行かれる方もちらほら。








納品前にちょっとしたトラブル発生のため、急遽「小梅」から「味噌」に変更になった自家製のお味噌。

でも、私は味噌好きなのでこちらも大歓迎なのです!!



去年、今年と実は陶芸家の角田淳さんから自家製のお味噌をたーくさん頂いていて、もう市販の味噌では物足りなくなっているので、たまさんのお味噌はとっても楽しみ!
今の小分け味噌を食べ切ったら、たまさんので豚汁を作りたいなあと思っています!!

そういえば・・・もうすぐ大阪のクラフトフェア「灯しびとのつどい」ですね。
今年は、伊藤さん、市川さん、熊田さん、角田さん、松原さん、田鶴濱さん、山田さん・・・という「木と根」でいつもお世話になっている作家の皆さんが出店されます。
今年は晴れるといいですねえ。



栗の季節は渋皮煮
毎年、自宅の裏庭にある大きな栗の木から穫れる栗の実で、渋皮煮を作ります。
今年は去年よりも沢山の実が穫れまして、寸胴鍋で二回炊きました。




鬼皮を剥くのが大変な作業。
爪の中に皮が食い込んだり、包丁が指にあたって指先がボロボロになったりね。
それでも渋皮煮は美味しいので頑張って作ります。
そしてこの季節限定の喫茶室メニューに加わるのです!

渋皮煮は、いつもパフェで出しています。
井山三希子さんのオーバルプレートに盛りつけるので、皆さんの想像とは違うらしく、お出しすると「えー!!」と驚かれる方もいらっしゃる。

イタリアンマロンジェラートと一緒に、渋皮煮を添え、ジェラートの上からとろーりと七部立ての生クリームをかけてサーヴ。
この「栗の渋皮煮パフェ」は、渋皮煮が無くなり次第終了です。
残りが僅かになってきました!是非、ご賞味下さいませ。



お弁当箱

一年程前に、愛用している漆塗りのお弁当箱の作り手の方に連絡を取り、店での扱いをお願いしました。
10年くらい前に購入し、気に入って使っていた丸くて濃い赤のお弁当箱。
愛らしく白蝶貝の細工がちょこんとあしらわれています。



その後ずっと納品を待ちわびていたのですが音沙汰なく、しびれを切らしてこの夏にとうとうお家に伺ってきました。
「細田漆工所」は、静岡にあります。

作家の細田豊さんは、突然の来訪にあたたかく迎え入れて下さいました。
後継者の息子さんもちらりお見かけしました。




檜の香りが立ちこめる工房。いい香り。
木を切り、削り、曲げ、組み、最初の最初から全て作っておられます。
職人の手はとてもかっこいい。


作業場に積み上げられたいろんなお弁当箱。
左のは、一回目の漆を塗ったものだそう。

このあと、塗っては乾かしを6回もされる。
手間ひまがかかる行程。
時間を重ねて、作業を積み重ねて。




どれでも、気に入ったのをどうぞと言って下さったので、最初の注文よりも大幅に沢山持ち帰らせていただいた。

どれも、これもと、欲しいサイズや形がいっぱいで目移りしてしまいます。





漆は、抗菌作用もあるそうで野良仕事、山仕事をする人々が昔から愛用していたのだそう。
ご飯の余分な水分、水滴を吸収し、美味しく食べられる。
大きめのをお櫃のように使ってもいい。

お邪魔した時に、とても大きな大きな丸い容器を作られていた。
こちらは何ですか?とお聞きすると、お客さんからのご依頼で大きな茶櫃を作っておられるという。
沢山来客のあるお宅なんだろうか。
急須や湯のみなどの茶道具が、この茶櫃に収められるところを想像してみる。
蓋をあけ、中の道具を出し、お客に茶を入れる。
そんな様子を思い浮かべるだけで、楽しい。







夏の終わりを思うこの頃。
明日、母の百ヵ日法要を迎えることに。
納骨もする。



ようやっと、最近実感してきている。

もう、居ないんだなあ。

病気の発覚から死までがとても短くて、3ヶ月半だった。
私は彼女から産まれたわけではないけれど、私のお母さん。

明日、母は仏さんになる。
ずっといろいろありがとう。






道具展
今年二度目のイベント参加。
東京・吉祥寺のギャラリーショップpoooLの企画展です。



手の先の道具 vol.2
2012年9月15日(土)〜23日(日)

30人の作り手による、毎日の暮らしのなかで使う道具を集めた展です。




私も運針、刺し子のいろいろを出品しました。
お近くの方は是非!









ひさしぶりに、鍋つかみを作りましたよ。
9年程前のイベントで80個作っていらい、実は嫌になって作って無かったのですが、今回くらいの数だと苦にならずに楽しく作れました!








今回の運針のイメージは「おおなみ、こなみ」
波をモチーフにしましたよ。

フリークロスが一番わかりやすいかなあ。



イベント時にしか作らない大きな大きな刺し子クロス。
今回は、黄色い糸を混ぜました。タペストリーとしても、風呂敷としても、椅子カバーや、棚隠し等に使っていただけると思います。




手ぬぐいバッグの形は、今回縦長の大きめで作りました。
古い藍染めの古布を使っているものが多いので、お洗濯で藍が少し落ちます。個別に洗って下さいませ。



エプロンは、私が店で愛用しているものを丈を長くして作りました。
白いほうは、肩ひもを皮にしました。
お修理等はお気軽に。

買って下さった方の日々の生活に役立って、愛用して貰えたら幸いです!



夏のおもいで その5
沼津のホテルから、海をめざして。
千本松が有名な場所。
ここは、絶景の富士が見れるんだって。




でも、富士運のない私はやっぱり見れないんですよねー。



でもいいのです。ここはひろーい海岸。
堤防に立ってると吹き飛ばされそうな勢いの風が吹いていて、気持ちいい。




翌朝にリベンジしましたが、いいお天気なのに富士の上だけ雲がもくもく、もくもく、もくもく・・・・・


気を取り直して、夕食へ。
鰻好きな主人の為に、旅行前にリサーチしまして良さそうなお店を探してました。
こちらは、文豪の司馬遼太郎や政治家やお相撲さん達が通ってらしたというお店。家族経営らしくこじんまりとしたいいお店でした。





白焼きの鰻が食べられるのは、本当に美味しい鰻屋さんだと聞いた事があります。
鰻の生臭さが残っていると、白焼きでは無理みたい。
私は白焼きです。柔らかくって、ふわふわで、ワサビがよく合います。
とーっても美味しかった!鰻は最近は値上がりでしょっちゅう食べれなくなりましたねえ。




翌日は、浜松の友人の実家へ向かって出発。
その前に、お気に入りのパン屋さん「しゃんぴによん」を再訪。
息子はここのピザが気に入って、また同じの。



しつこく富士山を追い求めます。
こちらは、富士川サービスエリア。
スタバでお茶をしつつ。

でもやっぱり雲に隠れてるのですよねえ。
あとちょっとなんだけどなあ。

ここで見る富士山が、一番マシでした。

夏の富士山はちゃんと見るのが難しいと聞きましたので、次は秋の終わりとかがいいなあー。
来年の秋・・・行けるかな?




沢山美味しい手料理を用意して待っていてくれて、感謝。
素敵なお家。まるで旅館のようでびっくり。
薪ストーブ、大きな庭、獅子おどし、シーリングファン、天井まで壁一面の本棚、L時型のソファ、畳の上がりのあるリビング・・・すべて理想が揃ってました。
こちらの家族になりたいなあー。私の実家だったらいいのになー。



翌日は、息子を預かっていただいて大人だけでおでかけ。
ねむの木学園や、素敵なカフェへ。





友人の妹さんに教えてもらったお店。
畑の真ん中にある「文房具とコーヒー/konohi」



眼前に広がる、青々とした稲の鮮やかさ。
この景色を見ながらのお昼ご飯。素敵な時間でした。

静岡で有名な、「やまがらコーヒー」が飲めます。
そして、売ってもいらっしゃる。






友人のお家に戻り、近くの美味しいお蕎麦屋さんを教えてもらい、お蕎麦を食べて帰りました。
友人のお家にある古い倉。弟さんがいい感じに変えたのに、実は取り壊しになる倉なんだそう。
勿体無いなあー。

沢山、ありがとうございました。
楽しい夏を過ごせました。