念願、ふたつ
2013.01.18 Friday
ずっと「いつかは手にしたい」と思い続けているものが幾つかあります。
その一つ、バーバリーのトレンチコート。
なかなか自分にあうサイズ感のトレンチコートに出会えず、とりあえずのトレンチで数年
我慢していたのですが、やっぱり次に買うならばトレンチの王道、バーバリーだ!!と
思っていました。
昨年エートル・ピエ・ニュの秋冬コレクションで販売されたトレンチコートが、
バーバリー社と同じ布地と、同じ工場(だったと思う)で仕立ててらっしゃると聞き、
(価格はバーバリーの半分以下)こちらのを買おう!と心に決めていたのですが、実際
試着してみると私の体型には肩と腕の辺りが合わず・・・
一緒に試着した友人はバッチリフィット!似合っていた友人が購入したのでした。
そして先日、大阪の百貨店で大きなバーバリー売り場横を通りかかった時に、ずらりと
並んだトレンチを目にして思わず入店。
とりあえず着せて貰おうと試着をさせて頂くと、やっぱり素敵!!
ずっと思っていたバーバリー、これは今日買うべきタイミングなんだ・・・と
思ったのです。ヨーロッパ使用ではなく、日本縫製の日本人向けのデザインということ
ですからぴったりなんでしょうね。
イギリスの本国ものだと低身長な私にはきっと合わない。
ダブルのトレンチを買おうと決めていたのですが、実際に着てみると私の体型には
シングルのほうが合っていました。
綿ギャバジン(バーバリーといえばギャバジンですが)の布地のほうと迷いましたが、
色と質感で綿ポリの使用を選びました。
この先、10年20年いや30年(生きてたら)ずっと着れるように、
体型を維持しようと思います!
思い続けているもの 二つめ。
大好きな手紡ぎ手織り作家 伊東ひろみさんの作品を扱えることとなりました!
伊東さんのマフラーを手にしたのは、いまから7年以上も前になります。
ちょうど 木と根 を始めて間もない頃だったと思います。
送られてきた荷物を開け、初めて手にとった時のふわふわ、柔らかさ、天然の羊毛の
自然な色、すべてが今迄にない感覚でした。その日以来、一気に手織りの世界へ引き
込まれていったのです。
伊東さんに大きく影響を受け、自分でも作りたくなり織物の基礎を学ぶ学校に
通ったり、大きな織り機を購入したり。
それでもやっぱり伊東さんのマフラーには近づけませんでした。
伊東さんから昨年ご連絡を頂いた時には、本当に嬉しかったのです。
以前にお声掛けした時には残念ながら願いはかないませんでしたので、
お電話頂いた時はまさか!という気持ちでした。
今回、伊東さんが今迄作ってこられた羊毛の中でも「是非、実際に手にとって見ていた
だきたい」という特別な素材に出会われたということで、実店舗でみてもらえるお店を
と連絡下さいました。
集客力のないうちで良いのでしょうか?という言葉に、
大丈夫ですと言って下さいまして、木と根 での扱いが始まりました。
巻物好きな私ですが、実は肌が敏感で首まわりがちくちくするものは全く駄目で素材を
選びます。そんな中、伊東さんのマフラーは羊毛ですが全然ちくちくしません。
手紡ぎの糸特有の微妙な太さの変化、手織りだからだと思うのですが毛糸と毛糸の間に
ふんわりした空気を含み、とってもあったかい。
既製品にはぜったい無い感触。
バーバリー同様、伊東さんのマフラーも、
これから一緒に年老いてゆく私の大切な愛用品です。
是非是非、一度みなさんに手に取って、巻いてみて感じて頂きたいと思っています。
あまりPCを見ないもので・・・。
商品のお問い合わせにつきましては、直接お店へお電話いただければと思います。
そして、伊藤さんのマフラーですが、秋冬の羊毛の物は勿論、春夏のリネンストールも全て完売いたしております。
HPの入荷案内で、その都度入りましたらお知らせしておりますので、そちらを時々チェックして頂けますと一番はやく入荷状況がわかると思います。
宜しくお願い申し上げます。
お伺いしたいのですが、
伊藤さんのマフラーは・・・、もう売れちゃいましたか?