器、日用道具と喫茶室

京都市下京区燈籠町589-1

徒然/いまにき
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六月、梅
五月がとってもとーっても忙しく、もう終わってしまいました。

初夏六月です。
皆さん。お変わりありませんか?





毎年、自宅の裏庭に義父が植えてくれている梅の実で「梅シロップ」を作っています。
去年は実母の病気で梅どころでは無かったのですが、今年はつくりましたよ。
母の死から、もうすぐ丸一年です。

もう一年・・・
私はよく、お風呂の浴槽に浸かっている時に 母の生きてきた年月を、
母に出会った頃、今から約30年前の出来事を思い出したりします。

私の母は養母でしたので、普通の母と娘という間柄とは少し違うと思います。
母親という感覚よりも、同性の先輩、目上の女友達として慕っていました。
彼女が居なければ私は好き勝手に生きてはこれなかったと思うので、とても感謝をしています。

母は、我が家にきて幸せを感じていたのだろうか?と
湯に浸かりながらなんとも落ち着かない気持ちになったりします。





母の死後に実家の台所で器や道具の幾つかを貰ってきました。
その中に使われていない木屋の木べらがありました。
結婚してまもなくの頃、人から貰った商品券で百貨店のキッチン売り場に行き、木屋の寿司桶に一目惚れして即購入しました。サイズは悩みましたがね。

母と私では、好きな俳優も好きな食べ物も好きなファッションも全く違っておりましたが、どうやら日用道具に関しては好みが似ていたようで、欲しかった染め付けの小皿や、いいなあと思う急須、白磁のボウル、布巾などもあり嬉しい気持ちになりました。

京都で道具といえば錦の「有次」だと思うのですが、母から受け継いだ包丁は四条寺町近くにあった「常信」のもの。私は「互福」と彫られたそこの刃物道具が好きで、洋裁の裁断はさみも常信のもの。それは祖母から受け継いだものなのです。
(今はそのお店はありません)
あまり共通の好みが無かった私と母ですが、道具に関しては同じ目で選んでいたのかなと、ふふふと思います。


これから先、木屋 の焼き印を見る度に母のことを思いそうです。







管理者の承認待ちコメントです。
- | 2013/06/09 15:32
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